2/15/1999 Renew   ホーム  インデックス

pin わたしの春闘
<4/11/98 up>




月額たった1,000円、率にしても消費税率以下、たかだか4%のアップ。しかし妥結の道は遠い。ここ3年間はベアなしに甘んじている。「今年こそは」と意気込んでいるが、既に年度を越し、厳しい状況に追い込まれつつある。
それにしても、なんでこうも女房は、おれの小遣い(という表現も寂しい限りだが)に関して渋いのだろうか。拒否の理由。3年前は「昨年1,000円上げた」と一蹴(いっしゅう)された。2年前は「転勤で出費がかさむ」。昨年は「不況なのに何を寝ぼけてる」とけんもほろほろだ。
さて今年はというと、1.14万キロ走った愛車の買い替え、2.娘の中学進学、3.この不況時に何寝ぼけてる・パート2、の複合技で攻めてくる。こちらも給料が例年に比べ若干アップしたのを論拠に応戦してはいるが、友人の結婚式のご祝儀を1万円チョロまかしたり(わざわざコンビニで祝儀袋買って、3万円を2万円にすり替えたのに、共犯の親友が酒席でばらしてしまった)などの不正行為を厳しく指摘され、防戦一方だ。とほほ…。
今回はしかし、引かないぞ!新しいゲーム機購入をちらつかせ、娘と息子を味方に付けた。「お父さんの小遣いが1,000円上がれば、あのゲームも、ほらこのゲームもできるのになあ」。なんと姑息な父親だろうか。われながら情けない。このなりふり構わぬ共闘戦線で、今年こそベアを勝ち取ろう。
それにつけても、この底なし不況がすべての元凶だ。橋龍め、覚えていろよ。小遣い据え置きの、世のお父さんはみんな不信任決議だぞ。

(佐藤 紀生)

ya1 馬鹿ミニ ya2

Cross To The Edge / by Yes