2/15/1999 Renew   ホーム  インデックス

pin ひらがなでお電話(ルンルンルン)
<1/21/99 up>




携帯電話の登録番号を11けたにする作業で年を越した。酔っていたため、一般電話の分まで090にするという大ボケをかましつつ、新年はおごそかにスタートした。
しかし11けたは長い。携帯電話は、一般電話にかける場合も市外局番から10けたをピポパせねばならない。ボタンが小さく、押し間違いも多い(だから登録するんだけど)。11けたにして得られる回線は約9億。携帯電話、PHSの普及からいって、やはり10けたでは足りないなのだろう。0から9まで、たった10個の数字の組み合わせだから仕方がない。でも面倒だ。
そこで画期的な方法を提案する。番号をひらがな入力にするのだ。
濁音などを除くと44文字。これだと9億回線確保が、たったの6けた。「さとうのりお」という電話番号もどこのだれかがなる訳だ。「きむらたくや」は人気だろうな。ただ女性と知り合い「電話して」と手渡した番号が「おんなたらし」ではうまくいく方が無理だわな。卑わいな4文字熟語を含むテレフォンナンバーもできる可能性があるしね。
「もしもし勝さんのお宅ですか」「いえ中村どす」「あっ、すみません。てっきり『たまおさんち』(電話番号)と思ったものですから」「ええ、わては玉緒どすが」という訳の分からん事態となる恐れもある。病院の番号が「しにそこない」じゃあまずいし、女房が買ったPHSが「せいさんかり」だったりしたら、怖くて食事もできない。商店が「あきないよし」というのはいいかもしれないけど。
どっちにしろ、あの小さな携帯電話でひらがなを選ぶ方が面倒だよなあ。ボタンが44個あっても使いにくいし。ああばかな初夢か。

(佐藤 紀生)
ya1 馬鹿ミニ ya2

E-Day Project. / by 渡辺香津美